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先述にも記載致しました、１年を通じて一定の湿度に
恵まれながらも、風通しも良いという好条件の
台場です、しかし、ここまでオオクワガタに
適した台場の場合、経験上、洞が樹の中心まで
到達しており、更にその洞が樹の中心の部分で
中折れし、向きを９０度、変えて、樹上方向へ
数十センチも遡る形状である事が多々あります
その様に洞の内部が深い場合、例えオオクワガタが
潜んで居たとしても、オオクワガタの姿を
確認する事は非常に難しいです！
経験上、洞の近くにカナブンやスズメバチが
居る場合、オオクワガタは定期的に洞から
上半身のみを突き出す格好で、カナブンを
追い払う様な行動を見せます！
ですので、この様な、素晴らしいポイントを
発見した場合は、風下から、しゃがみ込む様な
格好で静かに、ポイントに近寄ります！
そして、近寄ったならば、数分間から
１５分間程度、しゃがみ込んだ格好のまま
現場待機を行います、そう、息を殺して
岩に成りきる様な感覚です！
それが、オオクワガタが潜んで居るか？
そうでないか？、の、確認方法です！
カナブンや、スズメバチが、洞の入り口へ
近づくのをじっと見守ります！
洞の中に、オオクワガタのオスが潜んで居る場合
オオクワガタは、本能的に邪魔者を
追い払おうとする行動に出ます！
オオクワガタのメスが来た時のみ洞への
侵入を許可する仕組みです！
ここで注意しなければならない事は中に居るであろう
オオクワガタの事ばかりに神経を集中するがあまりに
オオクワガタに、気付かれる前にスズメバチに
気付かれてしまう事です、その様な場合、事が
最悪の方向へと進む場合もあります！
人間の使える感覚『 ５感 』を研ぎ澄まし
慎重に！、慎重に！
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