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非加熱製法の菌床
電子レンジに入れて加熱殺菌を行う直前に、軽く霧吹きを行います、ボトルのネック部分(肩口)に付着したオガ粉を洗い流す(抗雑菌性の向上)と同時に、ボトル上部の種菌と接する部分の培地のみ局所的に水分量を増やして置きます、そうする事で植菌後(接種後)の種菌の活着が早まります、添加剤の種類にもよりますが添加剤が25%を超える様な培地組成の場合や、菌匠の水分量が42%を切る様な低水分の培地組成の場合は、この作業が必須になろうかと考えます。
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電子レンジに入れて加熱殺菌を行う直前に、軽く霧吹きを
行います、ボトルのネック部分(肩口)に付着したオガ粉を
洗い流す(抗雑菌性の向上)と同時に、ボトル上部の種菌と
接する部分の培地のみ局所的に水分量を増やして置きます、
そうする事で植菌後(接種後)の種菌の活着が早まります、
添加剤の種類にもよりますが添加剤が25%を超える様な
培地組成の場合や、菌匠の水分量が42%を切る様な
低水分の培地組成の場合は、この作業が必須になろうかと
考えます、また、添加剤が極端に高濃度になると種菌が
活着しなくなる恐れが出てきますが、ボトル上部の
添加剤を霧吹きで洗い流して置くと、通常は種菌が
活着しない様な高濃度添加でも種菌の活着が可能になる
場合もあります(工夫が必要です)、通常の
キノコ栽培ではこの様な作業工程は極一部の
キノコ屋しかやっておりません、なぜならば
キノコ栽培用の培地は、通常クワガタ用の培地より
高水分に設定されている場合が多いからです、また、
この作業工程を取り入れなければ種菌が
活着しない程の高濃度添加は、余程の知識と技量が
なければ出来上がった菌糸ビンを使いこなす事は
難しい事が推測できます、自作菌匠は菌匠を究極に
高濃度に仕上げる事が可能ですが極端な高濃度添加は、
それ相応の工夫を施している場合を除き、ほとんどの
場合で危険な方向に向かうという事を
強く表現して置きます、添加剤の濃度は通常の
飼育下では、10%以下を推奨致します、
また、化学合成により製造された栄養補助剤は
色々な観点から考えて推奨致しません。
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